【レイアウト・部屋別】

ソファサイズの目安・選び方を紹介!

新しいお部屋に住むことになったときに直面するのが、「お部屋に合ったソファ選び」です。

お部屋や人数やシチュエーションによって、使用するソファは異なります。

「ベッドのようにゆったりくつろげるソファ」や「彼氏彼女と一緒に横並びで座れるソファ」など多種多様あり、どのソファが自分の部屋に最適なのか迷ってしまうことも少なくありません。

この記事では、使用する部屋や人数に合ったソファサイズの目安と選び方を紹介します。

最適なソファを見つけて、理想的なインテリアを実現しましょう。

この記事はこんな方におすすめ!

・自分の部屋に合ったソファのサイズ選びに悩んでいる方 

・部屋に合うレイアウトを知りたい方

1.ソファのサイズは横幅・高さ・奥行きで決まる

ソファのサイズは、横幅・高さ・奥行きという3つの要素によって決まります。これらの要素を適切に考慮することで、部屋にぴったりのソファを選べます。

横幅・高さ・奥行き、これらの要素をバランス良く考慮して、自分の部屋に合ったソファを選ぶことが、快適な居住空間を作る第一歩です。

2.ソファのサイズの選び方【横幅】

まず、横幅について考えましょう。部屋の広さや配置に合わせて、ソファの横幅を選ぶことが重要です。

あまりに大きすぎると、部屋が狭く感じられたり、他の家具とのバランスが取りにくくなるなどレイアウトに失敗する可能性があります。

逆に小さすぎると、ゆとりを持った座り心地や、ソファ自体の存在感が薄れてしまうかもしれません。


  • 1人掛け
  • 2~2.5人掛け
  • 3人掛け
  • カウチソファ
  • スツール・オットマン

の順に各サイズの目安を説明したうえで、適切なお部屋と人数をご紹介します。

部屋のレイアウトを考慮しながら、適切な横幅を選びましょう。

1人掛け

◆1人掛けソファの横幅の目安

1人掛けソファの横幅の目安は、60~90cmが主流です。

◆1人掛けソファに適したお部屋

6畳程度のお部屋で、間取りはワンルームか1Kの一室に置くのがおすすめです。

2~2.5人掛け

◆2~2.5人掛けソファの横幅の目安

2~2.5人掛けソファの横幅の目安は、幅140〜175cmが主流です。

◆2~2.5人掛けソファに適したお部屋

8畳程度のお部屋であれば、ワンルーム・リビングルーム問わずゆったりとお使いいただけます。一人暮らしでもゆったりくつろぎたい方には、2~2.5人掛けソファがおすすめです。

3人掛け

◆3人掛けソファの横幅の目安

3人掛けソファの横幅の目安は、幅170〜200cmが主流です。

◆3人掛けソファに適したお部屋

10畳以上のお部屋であれば、ゆったりとお使いいただけます。

カップルや夫婦の二人暮しの場合、2人でゆったりと腰かけて使えます。

カウチソファ

◆カウチソファの横幅の目安

カウチソファの横幅の目安は、幅230〜280cmが主流です。

◆カウチソファに適したお部屋

10畳以上のお部屋であれば、ゆったりとお使いいただけます。

部屋の形やサイズに合わせて自由なレイアウトを構築できます。

スツール・オットマン

◆スツール・オットマンの横幅の目安

スツール・オットマンの横幅の目安は、幅50〜80cmが主流です。

◆スツール・オットマンに適したお部屋

10畳以上のお部屋で、2人掛けや3人掛けソファと組み合わせて使うことで、足を伸ばしてくつろげます。

また6畳以下の狭い部屋で、1人掛け用として使うのもおすすめです。

3.ソファのサイズの選び方【高さ】

ソファの高さは、座面の高さと総高さの両方を考慮することが重要です。座面の高さは快適な座り心地を、総高さは部屋のデザインやバランスを左右する要素となります。

ロータイプ

ロータイプのソファは、座面高が36cm以下で一般的なソファよりも座面が低く、地面に近い位置に座ることが特徴です。

そのため、よりリラックスした座り心地を提供し、モダンでスタイリッシュな外観を持っています。

ロータイプのソファに向いている方

  • モダンなデザインを好む方
  • 地面に近い位置でくつろぎたい方
  • オープンで広々とした空間を持っている方
  • カジュアルな雰囲気を好む方
  • 背もたれが低めのデザインに魅力を感じる方

標準タイプ

標準タイプのソファは、座面高が36cm〜40cmで、最も標準的な高さです。

標準タイプのソファに向いている方

  • 汎用的なデザインを好む方
  • 座面の高さがバランスよいソファを求める方
  • 部屋のバランスを取りながら家具を配置したい方
  • インテリアのスタイルに幅広い選択肢を持ちたい方
  • 一般的なデザインが好みの方

ハイタイプ

ハイタイプのソファは、座面高が41cm以上で通常よりも高く設計されており、背中や腰へのサポートをしています。

ハイタイプのソファに向いている方

  • 背もたれや腰へのサポートを重視する方
  • インテリアにアクセントを加えたい方
  • 立つときに負担を少なくしたい方

総高さはお部屋の開放感を左右する

総高さを選ぶ際には、部屋のサイズや天井の高さ、その他の家具との調和を考慮しながら、開放感を演出するためのバランスを見つけることが重要です。

適切な総高さを選ぶことで、部屋全体の雰囲気や快適さを向上できます。

4.ソファのサイズの選び方【奥行き】

ソファの奥行きは、その横幅と高さに対して後ろ側にどれだけ広がっているかを表す寸法です。ソファを選ぶ際には、適切な奥行きを考慮することが重要です。以下に、ソファの奥行きの重要性と選び方について説明します。

奥行きは座面奥行きと総奥行きに分けられる

まずソファの奥行きには、総奥行きと座面奥行きの2種類があります。


座面奥行きは、ソファなどの家具の座る部分が前から後ろにどれだけ広がっているかを表す寸法です。


座るだけあれば、奥行きは50cm前後で十分ですが、ゆったりとくつろぎたいのであれば60cm以上がおすすめです。


カウチソファですと100cm以上のスペースがあります。

座っている状態で足を伸ばせます。


反対に総奥行きは、ソファ全体の奥行きのことです。

この総奥行きは、生活動線に影響します。


生活動線とは、日常生活の中で移動する際の最も効率的な経路や動線のことです。

お部屋の形や人数によって、必要な生活動線の幅は異なります。


一般的に、一人がゆったり通れる生活動線の幅は60cm前後、横向きでは30cm前後必要といわれています。

また二人ですれ違う機会が多い生活動線の幅は、約90cm~120cm必要といわれています。


ソファを置くスペースに、どれくらいの生活動線の幅が必要なのかを計算したうえで、ソファの総奥行きを考えましょう。

5.【レイアウト別】ソファの置き方

ソファの置き方は、部屋の雰囲気や使い勝手を左右する重要な要素です。

無理なく自然な流れを意識し、家具とのバランスを考えながら、お部屋のレイアウトを楽しんでみましょう。

直線型レイアウト

直線型レイアウトは、家具やインテリアを一直線に配置するレイアウトスタイルです。部屋の中心を通る直線的な配置が特徴です。

L字型レイアウト

L字型レイアウトは、家具やインテリアを部屋の隅に沿って配置し、L字の形を作るレイアウトスタイルです。この配置は、多くの場合、2つの壁に家具を配置することによって形成されます。

対面型レイアウト

対面型レイアウトは、家具やインテリアを向かい合わせに配置するスタイルを指します。この配置は、会話や交流を重視する場合に適しており、特にリビングルームやダイニングエリアなどでよく採用されます。

まとめ.適切なソファサイズを選び居心地の良い空間を作りましょう

適切なソファサイズを選び、居心地の良い空間を手に入れましょう。ソファの選び方には、部屋のサイズや配置、利用目的などが関わってきます。

ソファはリラックスや交流の場となる重要な家具です。部屋に合ったサイズを選ぶことで、居心地の良い空間を演出できます。ぜひ紹介した内容を参考にして、理想的なソファを見つけてください。